車を廃車にするタイミング

車を廃車にするタイミング

古くなって使えなくなった物は、アンティークとして飾っておくか、リユースなりリサイクルなりをして次の物の「命」にバトンを渡すかのどちらかの運命をたどることになります。 その際のタイミング、つまり、とっておくべきか放出するべきかの分かれ目は、言うまでもなく人それぞれです。 それを持っている人の個性にもよるでしょうし、それを必要としている相手次第でもあるでしょうし、また、時代や環境も決断を左右する要因となるでしょう。

例えば、中古車はどうでしょうか。 新車で買った、中古で買った、そのいずれにおいても、一つは次の乗りたい車が見付かったという場合、もう一つは、今の車に満足できなくなったという場合に、買い替えを考えるものです。 次の車が見付かるか、あるいは今の車への不満が募るか、そんなオーナーの気持ち一つで、中古車の次の運命が決まって来ます。

しかしそれに加えて、中古車ならではの事情を考えて、残すか売るかを考えるのが必要な時もあります。 中古車の価格の相場は常に変動しているので、中古車には旬が無いと言われますが、それでも売り時というのがあるのです。 4〜5年に一度行われるモデルチェンジの直前は、旧モデルの価格が下がる時期です。 また、例えば軽自動車であれば、通勤通学の足として購入希望者が増える春先には価格が上昇するものです。

このように、買い替えのために車を売るのであれば、その車の値動きをよく見定めて、最も良いタイミングで中古車査定士に見てもらうのが、オーナーの売りたいという気持ちにも作用することになります。 複数の車買取店で車買取を試してみるのもいい方法でしょう。

それでは、もう車を処分しようという場合はどうでしょう。 廃車にも、やはり旬というのは無く、オーナーの気持ちに従うのみであるというのが原則です。 かつて、車の大部分を占めている鉄の価格が高騰していた時は、いつでも高めに買い取ってくれていました。 しかし最近は鉄の価格は下落しているため、廃車買取をする解体業者にとってはあまり旨味の無いものとなっています。

それでも敢えて廃車のタイミングを言うならば、その車を持っていて余計にお金が掛かるようになった時、その車を所有していることでむしろデメリットが生じて来るようになった時でしょう。 具体的に言えば、一定の年式を超えた車に掛かる税金は割高になりますので、それが見合わないとなった時、そして、傷みや故障が多く修理費や整備費に余計にお金が掛かるようになった時、などです。